お店では淡いピンク色の桜にちなんだお菓子を見かける季節となりました。
「さくら」は、万葉集や古今和歌集でも詠まれるほど古くから日本人に愛され続けてきた花です。
基本野生種は10種類ほどから生まれ、自然交配で100種以上、古くから園芸品種の育成も盛んで500種以上ともいわれています。
身近な”ソメイヨシノ”は、江戸末期~明治初期頃に当時の染井村(東京都豊島区駒込付近)の植木職人と造園師が「オオシマザクラ」と「エドヒガン」を交配させたといわれています。殆どがクローンで開花時期が近い性質があり、開花を予想する「桜前線」の基準になっています。
これから、入学・入社シーズンです。
透明なお湯の中で花びらがひらいていく様子はとても美しく、見た目でも楽しむ事ができます。
その様子から”未来が花ひらく”と、とらえられ縁起をかつぐという願いが込められていて、お祝事の時によく飲まれています。