お知らせ

世界糖尿病デーを知っていますか

2020/10/20(火)

1114日の世界糖尿病デーは、世界に拡がる糖尿病の脅威に対応するために制定されました。世界でも有数な疾患啓発の日となっており、糖尿病の予防や治療継続の重要性について市民に周知する重要な機会となっています。近年では全国各地で関連イベントが開催され、新潟では万代橋がシンボルカラーである「ブルー」にライトアップされたのをご覧になった方もおられるのではないでしょうか。

 日本には総人口の15%を超える約2,000万人の糖尿病患者及び予備軍がいると推定されています。糖尿病の重症化予防のためには早期発見・早期治療が重要ですが、医療機関や健診で糖尿病と言われたことのある人の中で「治療を受けていない」人の割合は、特に40代男性の働き盛り世代で最も高く、約5割が未受診または治療中断という状況です。糖尿病には痛みなどの自覚症状が少ないことから、疑いがありながらそのまま治療を受けないケースが多くあることが、その要因と考えられています。

 糖尿病は自己管理の病気と言われています。患者さん自身が治療法を十分に理解し、日々の生活の中で実行していく必要があります。我々薬剤師は患者さんの生活を理解し、適切な自己管理が行えるように支援します。この機会に自分の身体と向き合ってはいかがでしょうか。

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